古今東西音楽館増築部

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異国情調(1)
昔っから旬の流行り物や人気の高いものに興味が湧かない性分で,自分が好きだったものにも人が群がり始めると気持ちがすぅ〜っと退いて行ったものです。でも,時間が経ってから戻ってみて,後に残った残りものを拾うのは良いもんです。あんなに嫌いで頭っから馬鹿にしてた古い歌謡曲やオールディーズ,スタンダードを聞くようになったのも,そんな性格から必然の成り行きだったんでしょう。しょうがねえなー。(⌒‐⌒;)

「異国情緒」って「いこくじょうしょ」って読むんですねぇ。「じょうちょ」だとばかり思ってた。…実は今ブックシェルフで確認した所,「異国情調」が「じょうちょう」なので,そう思い込んでいた訳ですな。だが,耳で聞く分には左程の事はあるまいて。(笑)

 閑話休題。音楽のスパイスの一つに異国情調ってのがありますね。好きな歌を色々思い出してみると,どうもこいつがキーワードになってるみたいです。近頃のヒット曲ではあまり味わえることの少なくなったスパイスです。
 歌が作った人が歌うのが当り前になったり,楽器編成がロックのコンボ中心になったり,リズムが縦ノリのダンスビート一本槍になったりしてるのも大いに関係してそうです。
| gingerpop | small talk | 22:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
文化庁が意見(パブリック・コメント)募集
 6月に成立した「著作権法の一部を改正する法律」のことはご存知でしょうか。
 この政令は平成17年1月1日から施行されますが,これに伴い,著作権法施行令(昭和45年政令第335号)の改正が行われる予定です。「CDの還流防止措置の適用」つまり「国内発売CDの輸入禁止措置」の期間を4年にしちゃうぞ,と。早い話が,国内盤が発売されたCDは,4年間,輸入行為が違法行為になってしまうのです。

 今,文化庁が,この「4年」に論点を絞った意見(パブコメと言うのね)を募集しています。

 暇のある方もない方も,ぜひこの問題について考えを巡らせてみて,できれば実際に文化庁宛てに意見を提出してみましょう。CD輸入権問題で骨を折られた高橋健太郎氏の「MEMORY LAB」をご覧になってください。J-POPのレコードの大半は発売から6カ月以内に売り上げの90%以上を売っている」ことが数字を挙げて述べられています
 9月30日10月1日の記事も合わせて読んでみて下さい。今回の意見募集について,よく分かります。

▼「文化庁が今月実施する予定の著作権法改正に関するパブリックコメントへ、
より多くの意見を提出することを呼びかける為のポータルサイト」も出来ているので,
この問題を続けて見ていきたい人はぜひ立ち寄って下さい。
| gingerpop | small talk | 20:41 | comments(2) | trackbacks(0) |
「鋼の錬金術師」が終わった
會川昇作品の中でも最も完成度の高い,前向きで力強い終わり方だった。
重苦しいストーリーの結びを悲劇にせず,安易なハッピーエンドに流れず,
重厚な長編SFの「読」後感のような,ずしんと響いた余韻がまだ残っている。
若いファンの諸君の心に,ずっと残る作品になったに違いない。

…見た人にしか伝わらない書き方で申し訳ない。
| gingerpop | small talk | 23:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
Umekichi を聴く
 昨日は oldies の手始めに“家へおいでよ”を取り上げました。この五十数年間にどれだけの女がどれだけの男を自分の部屋へ誘ったか,統計はありませ…ごほごほ…何人の歌手が何回歌ったのか,少なくとも音盤ファンとしては録音の数だけでも知りたい所です。平成十六年(西暦2004年)の今年も,なかなか楽しい“家へおいでよ”が作られました。

Umekichi  ちょっと大きめのCD屋の邦楽コーナーで写真のようなジャケを見たら,聴いてみたくなりますわね。曲目見るとトップに“家へおいでよ”。ほほう! 続けて“三味線ブギウギ”“買物ブギー”“パイのパイのパイ”…ここまで秘孔を突きまくられたら買わずにはおれません。「UMEKICHI 蔵出し名曲集〜リローデッド」。試聴してみるとビッグバンドのハードなブギの連発。三味線の刻むリズムもしっくりしていてかっこいい。何時の間にやらレジの前。

 家で落ち着いて聴いてみると“家へおいでよ”はたどたどしい日本語とカタカナ読みの英語で歌っていて,確信犯だよな,これ。体も首も細そうだし,歌もアイドル声で,それはそれでカワイイんだけど…♪ぁはァん。むしろ本職の声を聴きたくなりましたね。本職。…Umekichi の正体は,寄席で人気,三味線を弾きながら都々逸や端唄を歌う若き俗曲師・檜山うめ吉。彼女がエンターテイナーとして活動する際の名前が Umekichi なのでした。そだ。「ボンゲンガンバンガラビンゲンの伝説」の頃のモダンチョキチョキズを思い出してしまいましたが,連中に比べると味付けがちょいストレートなんですね。

『現代人が忘れかけている邦楽、ことに江戸から明治・大正・昭和初期における三味線を中心としたお座敷文化から派生した流行歌。また、戦後の流行歌および戦後の音楽教育からはじき出された邦楽の中でも庶民性の強い端唄・俗曲。これらの、ゆたかな魅力ある音楽で今の日本人がすっかり失ってしまった大切な“なごみ”を蘇らせたい。』これはオフィシャル・サイトで読めるプロフィールから,彼女が目指す音楽の部分を引用したものです。腰元ダンサーズを従えたビデオ・クリップが見れるから見てみ。
| gingerpop | small talk | 21:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
館主の異常な愛情
または私は如何にして心配するのを止めてオールディーズを愛するようになったか。

 若気の至りでヒット曲から目を反らして音楽人生を送っていた時期が長かった館主です。思春期に入ると同時に先鋭的なロックや個性的なフォークに強烈なショックを受け,時代の風潮もあって…ヒット曲=商業主義=悪…なる洗脳も喜んで受けました。今ではすっかりその呪縛からは逃れられているのですが,確かに今でも現在のヒット・チャートに興味は湧きませんし,ヒットしている曲を積極的に聴こうという気にもなりませんから,遺伝子の何処かに多数に付くのを嫌がる気質が組み込まれているのでしょう。・・・自分のマシンもインテルじゃなくて,ずっと AMDのCPU で自作してるし。(笑)

 音楽好きの友人達がビートルズを聞いているのを横目に,ストーンズの方を追いかけていた少年時代でしたが,今になってビートルズのアルバムを買い揃えてみると,なんと,ほとんどの曲を知っていて口ずさめるじゃありませんか。同様に,全く興味のなかった当時のポピュラー音楽なのですが,いざ耳にして見ると,オールディーズ,スタンダードと呼ばれる歌の数々が記憶の中にあって,心地良く響いて来るのです。アンテナを向けるようになったのはここ数年のことなのですが,そのきっかけになった歌や蘇った記憶の歌を「オールディーズ」をカテゴリーとして語っていきます。ウンチクは傾けられませんのでご容赦のほどを。(笑)
| gingerpop | small talk | 21:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
東宝怪獣映画英語版予告編集は実在する
 怪獣映画の予告編の事を考えていて,突然思い出した,なんとも不思議な体験があります。一体どうして忘れていたのか考えると,何者かに邪魔されるように頭の中が痛むのです。

 まだビデオもCDも誕生しない遥か太古の昔,海外SFマニアであった友人の部屋で,いつ果てるとも知れない議論(馬鹿話とも言う)に疲れて一服した時の事でした。彼がニヤニヤしながらセットしたカセット・テープから聞こえてきたのは,聞き間違えるはずもない東宝怪円盤の飛行音,超光線兵器の発射音,破壊音,怪獣の鳴き声等々でした。サントラ発掘音源のレコード化の時代はあと数100年後。16ミリを借りての自主上映か地方映画館を説得しての深夜映画会で録音したざらついた音とは明らかに違う音でした。

 「日本の特撮映画に興味のないあんたがナンでこんなものを!?」と口に出そうとした矢先,勝ち誇ったように歪む彼の表情と同時に「ガッズィーラ,ざ・キンゴブざ・モォンスタ〜〜ず!」。ラジカセから英語のナレーションが炸裂したのでした。「か,かっちょいい(<先カンブリア語)」・・。

 それは東宝怪獣映画のアメリカ公開時の予告編集なのでした。けれど何故か,この後の記憶が途切れているのです。アメリカでLPレコードか8mmフィルムとして売られていたものだとは思うのですが,彼がどこからこのカセットを手に入れたのか,問い詰めて白状させることができたのかどうかすら曖昧模糊としています。それから,彼の消息は不明となってしまいました。このことを思い出してから,時々空を見上げるとそこにX星人の円盤が浮かんでいたり,銭湯の隣のコイン・ランドリーの陰にミステリアンの姿を目にしたりするようになってしまいました。どなたか,これが夢でなかった事を証明してくださいませんか。
| gingerpop | small talk | 02:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
蓄音機の時代(2)
 蝋管式に対して円盤方式が誕生し普及し始めるのは意外と早く,蝋管式の10年ほど後だそうで,日本でも円盤式の初吹き込みが行われたのは1903年なのだそうです(一説には1901年とも)。ちなみに英国グラモフォン&タイプライター社(現EMI)による世界の音の収集の一環だったようです。今の感覚で思い描く以上に,世界は狭かったのかもしれません。映画の世界でも同じ様に日本の映像も残されていてビデオ等で見る事もできますが,音の方もぜひとも聞いてみたいものですね。何しろ映像には音が付いていませんから。国会図書館のような音響保存館なる施設があってもいいし,ネット上に音響データだけでもデータベースを作り何時でも聞けるようになったら面白いと思います。「大人の科学」シリーズの「ベルリナー式円盤蓄音機」も作ってみたいね。
| gingerpop | small talk | 01:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
蓄音機の時代(1)
 20世紀は人類最初の映像と音響の記録の時代でした。19世紀後半にエジソンが発明した円筒式の蓄音機は,すぐに日本へも持ち込まれ寄席などの音が蝋管に録音されたそうです。調べてみると日本初の録音はなんと1891年のことでした。何がどんな風に録音されたのか好奇心が疼きますね。映画「歌追い人〜Songcatcher」で主人公がアパラチアの山の中へ運び込み,人々の生活と共に生き続けていた歌を採集するのに使ったのが,この蝋管式の録音機。1907年の時代設定でした。ひとつ,学研の「大人の科学」シリーズで出ていた「エジソン式コップ蓄音機」で,この時代の追体験をやってみますか。
| gingerpop | small talk | 00:43 | comments(0) | trackbacks(2) |
前口上
 古今東西音楽館は館主の趣味と興味のままに,世界の音楽を古いのも新しいのもひっくるめて収蔵する為に立ち上げたウェブサイトですが,珍らしい単発モノや館主の記憶に眠っている歌については収蔵し切れていませんでした。これらを,余りうん蓄を傾けず,気楽に書きたくなって増築に踏み切りました。初めの内は別の所で発表したものを再構成して語って行きます。
| gingerpop | small talk | 16:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
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