古今東西音楽館増築部

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悲しき60才 (Mustafa)
 記憶の棚の童謡のコーナーに仕舞われていたこの歌を歌っていたのが誰なのか,長い間知りませんでした。昭和35年(1960)の坂本九ちゃんデビュー時のヒットなのだそうです。その後の“ステキなタイミング”や“うへをむふいてあるこほほほ”と違って,ちょっと気の抜けたコーラス(パラダイス・キング)や物語り調の歌詞(by 青島幸男)…村一番の怠け者のムスターファが恋をして奮起一転,金持ちになった後で娘を迎えに行くと娘は…,さらにアラブ風味のアレンジが九ちゃんと結びつかなかった理由かな。

 元々はエジプトの民謡だと聞いたことがありますがどうでしょう。♪遠い昔のトルコ国の〜〜だもんね。検索でケマル・ラシッド&オトマンズなるグループも引っ掛かり・・,オトマン=オスマン・トルコだったら,やっぱ,トルコ民謡でしょう。ゴリゴリのトルコ・ポップスでも聞いてみたいので,そう決めます。(笑)

 アメリカでヒットしたアーチー・ブライヤー(Archie Bleyer)は未聴。本家はどれかなあ。パラキンはどのバージョンを参考にしたのかなあ。今手元で聴ける正体不明の Los Espanores(ロス・エスパニョーレス?正体不明)は,後半ジャズっぽいノリになったりして一筋縄では行かない面白い演奏をしてる。パラキンよりキーがかなり高いけど,祭囃子のような笛など似てるところも多い。<あ,こんな笛はインド映画で聞いたことがあるぞ…(@_@)。

 ところで。昭和35年(1961)には同じ題名のミュージカル・コメディ映画(音楽:宮川泰!)が,ジェリー藤男と森山加代子で作られています。てことは相当なヒットだったのだろうと推測されますね。ビデオ化されているなら見てみたいものです。
 一方,九ちゃんと競作だったという“東京ドドンパ娘”渡辺マリの方があまり知られてないのはどうした訳なのでしょう? 東京キューバン・ボーイズをバックにセリフ入りの歌なんだけれど。もしかすると「みんなのうた」でやってないか,コレで記憶の棚に残ったんじゃないのか?そんな気にさせるバージョンであります。

 歌のルーツを辿って行けば,古い伝承バラッドから河内音頭の新聞読みまで,各地にマスコミ代わりの歌がありましたし,童謡と昔話の境界も案外低いものだと感じられる歌もあります。なのに,近頃はとんと物語りの歌を耳にしなくなりました。
 書店のBGMなどで個人的な悩み事相談みたいな歌詞が聞こえて来たりすると,もっと大らかな気持ちになれる歌が聞きたいって思いますな。人生や悩める青春の恋愛相談や応援歌も思想や哲学も脇に置いて,他愛のない恋歌やユーモアのあるコミック・ソングの方がずっと楽しいと思う・・ぞ。と。
| gingerpop | oldies | 21:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
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