古今東西音楽館増築部

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Ooh OOh Ahh 〜 Moments Of Musical Ecstasy
エロスの花道Arf! Arf! AACC-094
 初めに“ジュ・テーム…(Je T'Aime...)”ありき。二匹目のどぜうを狙った,喘ぎ声と大らかなセックス讃歌の大饗宴の本CD。1970年前後の音楽状況をほとんど網羅しながら花開いたセックス・ソング集です。音楽はヨーロピアン・ポップス,サイケ,ブルース,今で言うラウンジ(モンド),フリージャズ,テレミンまで聞こえてきます。当時の混沌がそのまま凝縮されてることは間違いないのですが,何にも情報がありません。せめて演奏者や録音日だけでも知りたいところです。

 これをどのように使うかは聞く人の自由ですが,ポルノ度では,洋モノの映像と同じくあっけらかんのマル出し。粘着度で劣り,勃起度は低いです。も少し想像力を刺激する淫靡さが欲しい所。とは言え,ニタニタしながら彼女に聞かせたりしようものなら嫌われること必至。くれぐれもご用心。

 お家で聞く時だって要注意。かけるなり♪うふぅぅん,あ°…あ°は,んん… 慌ててボリュームを下げる破目になります。しかし,マイク・ブルームフィールドのごときクリアーな響きのブルース・ギターのソロがバックから聞こえ,時々マーク・スタイン…と言っても誰も分るまい,バニラ・ファッジ(Vanilla Fudge)です…ばりの無限の空間を落ちて行くようなオルガンが流れるので,ちゃんと聞くならヘッドフォンを指し込みましょう。エッチな声を落ち着いて鑑賞しようとしても,ワウワウ・ギターのインプロヴィゼーションが延々と続きます。♪あぁん,おぉう,おぉ…。母音の「オ」を多用する所が西洋人です。ちょっと萎えます。(笑)
 息もつかせずフランク・プゥルセルか,ポール・モーリアか。…ソフトな喘ぎ声ばかりでちょっと芸がないぞと思ってると,出ました出ました。アート・アンサンブル・オブ・シカゴ。よし。サウンドのバラエティに富んでることは十分にわかった。

 実況中継を続けると,3分の1ほど過ぎて7曲目,ようやく女性ボーカルで歌が聞けます。お約束のウィスパー・ボイスで。うふうふ。でもすぐにスポーティーなディスコ,アフロ・ジャズなディスコに。制作者はきっと何も考えてない。おや,これは?…絶倫イタリア男が喋りまくりながら抒情派プログレの空に果てた後,突然現れるのはブライアン・オーガー。♪Ahh,baby...Love me...サイケ・ブルースに突入したジャズィなオルガンがかっこいい。おいこら,そこの女,邪魔だ。音楽を聞かせろ!とわめいた所でどうしようもなく…。声と音楽を左右に分離して収録しておいたらどうなってただろう。どうもならねえよ。(笑) とにかく,この頃のロックとポピュラーをマイナーな所までひたすら浴びていた人間にとっては,懐かしくてたまらない一枚であることは間違いない。エロの顔をした,まっとうなアングラ音楽のコンピレではあるまいか。

 この Arf! Arf!レーベルは,他にも「情けない失恋の歌を歌うガレージ・パンク」もの等色々出しているようで,マニアックなコレクターがテーマに沿って集め復刻した点では,我が国の名盤解放シリーズと双璧をなす…のかな,実際の所何も情報がなくて断言はできませんが。けど取り敢えず,どこの国にもスケベな奴が多いって結論で良いですか。

日本盤も出ています。「エロスの花道〜ジュ・テームだよ!全員集合!!」MSI MSIG-0048(2003)
| gingerpop | rarities | 23:55 | comments(2) | trackbacks(0) |
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昔の深夜放送で「ジュテームノンプリュー」が毎日のように聞けましたが、あれは放送禁止にならなかったのでしょうか?
結構楽しみだったんですけどね。
あと、ジョン&ヨーコのヨーコが、やたら喘いでいっちゃうのもありましたけど、題名なんでしたっけ?
かなりHなんだけど、ヨーコの顔が浮かぶと萎えてしまうんですよね(笑)
この手の唄を、野外コンサートで大音響で放送してみたいです。
| SAKAI | 2004/09/30 9:58 PM |
 実は「ジュ・テーム…」はブリジッド・バルドー版を聴いてから好きになったもので,ジェーン・バーキン版の事は余り知らないっす。「洋楽で唯一放送禁止になった曲」という話を聞いた事があるようなないような。まあ洋楽だから地方局ではテキトーだったのかもしれませんね。…ジョン&ヨーコですかあ。どちらもあまり興味が湧かなくて聴いた事がまだないって言って信じてくれますぅ?(笑)

 日本勢もいつか語らねばなりません。朝丘雪路さん,失神女優と謳われたマグマ大使夫人・應蘭芳さん,日活ポルノ・池玲子さん,…とサンドラ・ジュリアンさん等のCDが手に入ってからですかな。楽曲的にあまり買う気は起こらないんですが。(笑) 辺見マリの「経験」で♪ぁやめて…が延々と続いたりしてたらうれしいだろうか…(;-_-)_。
 思い返してみると,お色気ポップスの伝統は西洋より長いかもしれませんね。あちらの豪快な行いに比べ,我が国のは淫靡で想像力を刺激する所がいいんですが,野外コンサートに向くのはあちらでしょうねえ。(爆) でも歌も色気も,最近どうも子供っぽくなってしまってて面白いものがないのがつまりません。
| gingerpop | 2004/10/01 2:27 AM |









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